ケアマネージャーの資格と仕事内容とは

2020.06.06掲載
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お役立ち情報

ケアマネージャーは介護保険法に基づいて認定される公的な資格で、正式名称は介護支援専門員と言います。介護チームのブレインとなって、計画、実行、評価を指揮する重要な仕事であり、社会的ニーズが高い専門職です。ここでは、ケアマネージャーの仕事内容や資格試験制度、活躍分野などを紹介します。

ケアマネージャーになるための資格試験

ケアマネージャー試験を受けるには、医療系・看護系の資格保持、もしくは実務経験が必要です。条件を満たしていなければ受験する資格が与えられません。

試験はマークシート形式で出題されることから、試験開始当初は、難易度の高い試験ではないと言われてきましたが、合格率は年々低下傾向にあります。これは、高齢者福祉の中核を担う重要な仕事であるがゆえに、正しい知識を持った人材を確保するための工夫です。

このような状況かも分かるように、合格するのは安易なことではありません。試験を受ける際には、出題範囲を正しく把握し、きちんと準備をして臨むようにしましょう。

平成27年介護保険改正で試験難易化予定

平成27年には、介護保険法の改正が予定されており、それに伴って、ケアマネージャー試験制度の見直しも予定されています。

具体的には、問題数の大幅な増加、一定の資格保持者に伴う免除項目の撤廃などが挙げられています。法改正をまたいでの挑戦となると、新しい法律に従って学習し直す必要が出てくるため、受験者はそれも考慮しながら取得までの計画を立てるようにしましょう。

介護保険制度を支えるケアマネージャーの仕事内容

ケアマネージャーの資格を取得することで、幅広い分野で活躍することができます。その仕事は、大まかにまとめると以下の通りです。

  1. 介護が必要なお年寄りの課題分析、本人、家族へのカウンセリング
  2. 具体的なケアプランの作成
  3. 介護サービスの確認、評価、見直し

1の行程では、介護の対象となる方がどんなことで困っていてどんな支援を必要としているのか、家族からのサポートの有無や良好な関係が維持できているかなどのチェックをします。生活の不便を解消するべく、かつ公的サービス提供時に不平等が出ないよう客観的に評価をする作業です。

その内容をもとに、2の行程で具体的なプランを立て、利用者へフィードバックを行います。実際にサービスを提供するのは各事業者ですが、計画したサービスがしっかり受けられているか、他に不便なことが出てきていないかなどの確認を随時行い、利用者にとってより利便性の高いケアプランへとブラッシュアップしていきます。

優秀なケアマネージャーがまだまだ足りない

介護制度の普及とともに地方自治体、国、民間施設、あらゆる施設で、ケアマネージャーが必要とされています。民間企業の介護業界参入も増えつつあり、今後ますます支援専門員資格保有者へのニーズが拡充していくものと予想されます。

試験を通過、実務経験を積んで、優秀な介護従事者としてキャリアを重ねていけば、あらゆる施設から声が掛かるというのがケアマネージャー資格のメリットでもあります。「手に職をつけて長い期間働きたい」、「高齢化社会を支える人材として長期キャリアを目指したい」という方には、ぜひチャレンジして頂きたい資格です。