看護師が転職する時のポイント

2020.08.08掲載
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看護師が転職を考えるとき、その理由は人それぞれ。しかし、せっかく一念発起して現在の職場から新しい職場に移るわけですから、誰しも良い結果を手にしたいと思うものですよね。看護師が転職を成功させるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。こちらでは、再就職を成功させるために、注意しておきたい点を挙げていきましょう。

まずは病院の規模を考える

再就職先を選ぶ際、まずは病院の規模を考えることが必要です。大型の総合病院と、比較的小規模の中小病院とでは、そこに従事する看護師の働き方は異なってくるでしょう。
大型の総合病院では、さまざまな診療科を構えています。その診療科目ごとに看護師が配属されますが、科目によって処置の内容や緊急度などに違いがあり、特に救急や急性期病棟では常に人手が求められている状態です。忙しい方が合っている、もしくは特定の診療科目の専門的技術を身に付けたいということならば、総合病院が向いているでしょう。

一方、中小病院では、そこまで緊急性を持たない回復期や慢性期の患者さんを多く受け入れています。そのため、急いで走りまわるような場面は、総合病院に比べると少ないです。また、小規模であることから、複数の診療科目の患者さんの処置を行う必要があるため、特定の科目だけではなく幅広い技術を身に付けることが可能です。

さまざまな診療科目から選ぶ

看護に関するスキルについて、どういった方向性を求めるかは各看護師によって異なるはずです。幅広い知識と技術を習得したいと思う方もいるでしょうし、逆に専門的スキルを深めたいと考える方もいるでしょう。
専門看護師や認定看護師の資格が定められている科目に関しては、特にピンポイントなスキルを求められます。これらの資格取得を考えている方や、専門的な技術に特化したいという方は、特定の診療科目に絞って再就職先を考えるのもひとつの方法です。自分が目指す科目がある病院や、またその科目の専属として配属されやすい総合病院を選ぶことをおすすめします。

また、自分の生活スタイルを考え、夜勤を希望しないということであれば皮膚科や透析など夜勤の少ない科目を狙うなど、プライベートとの両立をしやすい科目を選んでも良いでしょう。

待遇も病院によって異なる

看護師は給与だけで見ると、一般的に他の業種よりも稼ぎが良いとされています。しかし、実際にはそのように体感していない看護師も少なくありません。その原因は、現在問題ともなっている超過勤務にあります。

しかし、そのような過酷な労働環境を改善する動きを取っている病院も徐々に増えています。大規模な病院ならばスタッフの人数が多く、人を回しやすいという側面がありますし、中小病院でも比較的休日の融通が利きやすいなどの配慮がされている職場は存在するのです。
さらに、勤務体系について2交替か3交替か、休日、有休はしっかり取れる雰囲気か、子供がいる方にとっては託児所があるかないかなど、さまざまな待遇や条件から選択肢を絞ることも大切です。自分の働き方に合った、無理なく働けるところを探しましょう。

看護師として目指すものを明確に

「自分が看護師としてどういったことを目標にするのか」という点は、再就職を考える際に重要なポイントとなります。確固たる目標を持っていれば、その道を進むためにどういった環境に身をおくべきかが見えてくるためです。

専門看護師や認定看護師の資格を取るなら、それぞれの診療科目について深く知ることができる方法を採ることが必要ですし、オールラウンダーを目指すならあらゆる科目の患者さんを見られる職場を選ぶべきだと言えます。また、人と接することで患者さんに癒やしを与えたいということならば、患者さんとコミュニケーションがたくさん取れる職場に転職をするのが良いでしょう。

転職とは、ただ職場を変えるだけではなく、今後のキャリアや働き方を見据えた上で、目標を実現させるための手段です。充実した仕事を続けるためには、まず自分が何を目指しているか、どういった働き方をしたいのかということを明確にしなければ、失敗に繋がってしまいます。看護師としての未来をしっかり見据えることで、転職を成功に導きましょう。