訪問介護に転職してびっくり!ヘルパーが仕事で驚いたこと3選

2020.12.12掲載
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訪問介護|シルエット イラストの無料ダウンロードサイト「シルエットAC」

《事例3》ご家族が利用者様につらく当たるのを見て、胸が痛くて仕方ありません…

老人ホームから訪問介護のヘルパーに転職し、仕事にはやりがいを感じています。しかし、訪問先のご家族が利用者に対してきつい言葉をかけている場面を何度か目撃してしまい、胸を痛めています。
自分に何かできないかと上司に相談したところ、プライベートに立ち入りすぎるのはよくないと言われました。今後もこういう場面を目にするのかと思うと、続けていく自信がなくなってきます…。

訪問介護 | 介護の便利帖|あずみ苑-介護施設・有料老人ホーム ...

《アドバイス》
家族から心ない言葉を投げかけられる利用者を見て、あなたが胸を痛めるのも、「なんとかしてさしあげたい」と思うのも、自然なこと。
しかし、虐待などの明白なケースは別として、第三者である訪問ヘルパーが家族の接し方について口を出すことは難しいでしょう。ご家族にもそれぞれの事情があります。

では、訪問ヘルパーとしてあなたができることは何でしょうか。
まずは、利用者に対してできることです。
もしあなたが、そのお宅の訪問をストレスと感じているとしたら、それはきっと利用者にも伝わってしまいます。それでは利用者も楽しくありません。
介護のプロとしてできることは、あなたが訪問している間、いかに楽しく、心穏やかに過ごしていただけるかに知恵を絞ること。
ぜひ利用者と密にコミュニケーションをとり、困っていることや悩みを吐き出してもらいましょう。

もうひとつは、家族に対してです。
慣れない介護に疲れ、精神的に参っている状態かもしれません。
あるいは介護の知識が少ないために、どう接すればよいかわからない苛立ちが、きつい言葉になっているのかもしれません。
家族のストレス軽減も重要です。まずは、あなたがあたたかい言葉をかけてあげてみてはいかがでしょうか?
また、介護に役立つ本を勧めたり、介護カフェなどの息抜きができる場所を提案してみるのもいいかもしれません。

訪問介護は、家庭を訪問するので、利用者のプライベートや家族の様子が自然と目に入ってきます。望まずとも「家政婦は見た」状態になり、とまどうケースもあるでしょう。
しかし、あなたが利用者一人ひとりの気持ちに思いを寄せられるということは、あなたが訪問介護の仕事に向いている証拠でもあります。

普段の生活に深く関わる訪問ヘルパーだからこそ、利用者や家族のわずかな変化にも気づくことができます。そのとき、介護のプロとしてできることを考え、行動に移すことが大事な役割と言えるでしょう。

それでも、どうしてもつらいと感じるのであれば、もう一度、老人ホームなどの施設に戻ることを再検討するのも一つの選択肢です。