履歴書作成のポイント②
2021.03.03掲載
お役立ち情報
ひと目で分かる!履歴書の書き方
- ①日付
- 郵送する場合は、ポストに投函する日付を記入します。
持参する場合は、履歴書を持参する日の日付を記入します。
- ②氏名・ふりがな
- 「氏名」は大きく丁寧に、枠内にバランスよく収まるように書きます。 ふりがなは「フリガナ」とあればカタカナで、「ふりがな」とあればひらがなで記入します。 印鑑にスタンプ印を使うのは避けましょう。印鑑は、かすれずきれいにまっすぐ押します。
- ③証明写真
- 3ヶ月以内に撮影した証明写真。プリクラやスナップ写真の切り抜きはNGです。 服装はスーツでなくてもよいですが、濃い色のほうがコントラストがはっきりして、写真全体が引き締まって見えます。 サイズはタテ3cm×ヨコ2.4cmまたはタテ4cm×横3cmが一般的。 スピード写真でも良いですが、写真館などでプロのカメラマンに撮ってもらうことをオススメします。
- ④現住所、連絡先
- 都道府県から書き、番地は「○丁目○番地○号」と記入します。 連絡先には緊急の場合、確実に連絡を取れる連絡先を記入します。電話番号は自宅と携帯電話の両方を記入します。 携帯電話しかない場合は携帯番号だけを記入します。 「恐れ入りますが、○時〜○時(家にいない時間)の連絡は携帯電話にお願いします」 といった一言が余白に添えられていると親切です。
- ⑤経歴
- 学歴として高校以降の入学卒業を、職歴として現在までの入職・退職を記入します。 介護福祉士・初任者研修になる前に一般企業で働いていた人は、そのときの経歴も忘れずに。 なお、「高等学校」を「高校」と略したり、企業経験がある人は「株式会社」を「(株)」と省略せず、正式名称で書きましょう。 転職回数が多くても、正社員(常勤)として勤務した場合は全て記入します。 アピールになるのであれば、パート・派遣社員としての職歴も記入すると良いでしょう。
- ⑥免許・資格
- 持っている免許・資格は、取得した時期の古いものから、略称ではなく正式名称で上から順に書き入れます。 どんな些細な資格でも、できるだけ多く出すとよいでしょう。 資格は取得していないが一次のみ合格している場合や、取得に向けて勉強中のものがあれば記入してもよいでしょう。
- ⑦趣味・特技
- 最低限、1つは趣味・特技を書いておき、面接で聞かれたら詳しく答えられるようにしておきましょう。
- ⑧志望動機
- あなたの経歴や長所・短所などに目を通してきた面接官は、 「どうしてこの人は当法人に応募してきたのだろう?」と思うもの。たくさんある施設からそこに応募しようと思った動機について、 その施設の特徴に触れながら、うまく自分自身の目標・これから経験したい内容や、キャリアと結びつけられる内容を心がけましょう。 間違っても空欄のないように。前職の退職理由に触れるときは、愚痴っぽくならないよう、 前向きな言い回しに変えるよう心がけましょう。志望動機欄は、書類選考上、最も合否を分ける部分といっても過言ではありません。 事前に施設のホームページなどを見て下調べをし、どこに魅力を感じているか、施設の特徴をしっかり捉えて書けるようにしておきましょう。より詳しい内容は、次章で紹介いたします。
- ⑨その他特記事項
- 絶対にゆずれない入職日や勤務時間など、何かやむを得ない事情がある場合には、「その他特記事項」に書きますが、 特にない人は、「特になし」と書いておけばOKです。
志望動機は自分の言葉で
他人の志望動機をマネするだけでは、面接時に深い質問をされたときには答えられませんし、 なにより自分自身がどのような職場・仕事内容を志向しているのかが分かっていない状況になるため、好ましくありません。
なぜこの職場に惹かれたのか、この職場でどのようなことをしたいのかなど、自分がこの求人を選んだその想いを掘り下げて考えることが、まず大切になります。 面接官は、「長く働いてくれそうか」「職員や利用者と良い関係が築けるか」といった視点でチェックしています。面接官に響く志望動機を用意して、内定獲得を目指しましょう。